ロジレスとShopifyの連携は、Shopify公式アプリストアの公式アプリ(2021年リリース)をインストールし、受注の自動取込・出荷通知の自動送信・在庫同期を有効化することで実現します。ただしShopify LiteプランではAPI連携に対応しておらず、在庫同期には商品マッピングテーブルの整備が必須です。本記事を読めば、取込条件(注文日から31日以内・未出荷・オープン)、最長6ヶ月までの過去受注取込、設定手順、同期間隔、トラブル対処まで整理できます。Shopifyで受注は増えたが倉庫作業が追いつかない——そう感じているEC担当者は多いはずです。本記事では公式サポート情報に基づき、ロジレス(LOGILESS)とShopifyをつなぐ実務の全体像を解説します。
最終更新: 2026年7月7日
用語の解説
ロジレス(LOGILESS)
ロジレス(LOGILESS)とは、受注管理・在庫管理・出荷作業をクラウド上で一元化するEC向けWMS(倉庫管理システム)です。Shopifyをはじめ複数のECカート・モールとAPI連携し、受注取込から出荷実績返却・在庫反映までを自動化します。
- 2021年Shopify App Store向け公式アプリのリリース年
出典: LOGILESS サポート — Shopify連携 - 5分Shopify API連携時の受注・出荷・在庫同期間隔(公式)
出典: LOGILESS サポート — Shopify - 31日受注自動取込のデフォルト対象期間(注文日から)
出典: LOGILESS サポート — Shopify API
なぜ2026年にロジレスとShopify連携を押さえる必要があるか
2026年にShopify荷主がロジレス連携を検討する理由は、受注増加と倉庫作業の手作業転記がボトルネックになり、過剰販売・出荷遅延・追跡番号未反映がブランド評価を直接損なうからです。理由としては、越境ECやD2Cの拡大でShopifyストアの注文件数が伸びる一方、受注CSVの手動ダウンロードや在庫の二重管理が残っているケースが少なくないためです。中小企業庁の2025年版白書では中小企業のデジタル化推進率が66.9%に達しており、販売側のShopify整備は進んでも、倉庫側のWMS連携が後回しになりがちです。ここがポイントです。Shopify管理画面の在庫数と実倉庫の数量がずれたまま販売を続けると、欠品キャンセルや発送遅延のクレームが連鎖します。ロジレス Shopify連携は、公式アプリ経由でこのギャップをAPIで埋める選択肢です。全体像はロジレスとはのピラー記事もあわせてご確認ください。
なぜ「Shopifyだけ」では倉庫業務までカバーしきれないのか
具体的には、Shopifyは受注・決済・顧客管理に強い一方、ロケーション単位のピッキングリスト、検品、複数倉庫の在庫引当、配送会社への一括伝票発行など、物理倉庫の作業管理はWMS領域です。一方で、ロジレスを導入してもShopifyとAPIでつながなければ、結局は受注データの手動取込が残ります。まとめると、2026年は「Shopifyで売る」と「ロジレスで出す」を公式連携で一本化する設計が、成長ECの標準に近づいています。
ロジレス Shopify連携とは—公式アプリで自動化される3機能
ロジレス Shopify連携の中核は、(1)受注の自動取込、(2)出荷・配送通知の自動エクスポート、(3)在庫同期の3機能です。なぜこの3点がセットなのかというと、EC物流では「受注をWMSに届ける」「出荷した事実をカートに返す」「販売可能在庫を最新に保つ」のいずれかが欠けると、現場とストアの表示が乖離するからです。LOGILESS公式サポートによれば、Shopify App Storeで提供される公式アプリ(2021年リリース)をインストールし、組織設定からAPI連携を有効化することで利用できます。ソネッティークの倉庫運用でも、カートとWMSのAPI連携が出荷リードタイム短縮の前提になる場面は多く、ロジレス Shopify連携は同じ思想を自社倉庫×Shopifyの構成に適用する手段です。
3機能それぞれの役割
- 受注自動取込:Shopifyの未出荷注文をロジレスへ取り込み、ピッキング・出荷指示の起点にする
- 出荷通知自動エクスポート:ロジレスで出荷確定後、Fulfillment情報・追跡番号をShopifyへ返却する
- 在庫同期:ロジレス側の在庫数量をShopifyへ反映し、過剰販売を抑える(商品マッピングが前提)
ユースケース別の優先順位
月500件未満で在庫SKUが少ない店舗なら、まず受注取込と出荷通知の2点を有効化し、在庫同期はマッピング整備後に段階導入するのが現実的です。SKU数が多く複数倉庫を使う店舗では、3機能を同時に有効化し、マッピング表のメンテナンス体制を先に決めてください。では、具体的な次の一手は次のとおりです。連携前に「どの機能から自動化するか」を社内で1枚のチェックリストにまとめ、設定画面で該当トグルをオンにします。
Shopify Liteプランではロジレス連携できない理由
Shopify LiteプランはAPI連携に対応しておらず、ロジレス公式アプリによるShopify連携は利用できません。背景には、LiteがSNSや既存サイトへの「購入ボタン」設置に特化した廉価プランであり、Admin APIを使った外部WMS連携の対象外とされているためです。LOGILESS公式ドキュメントでも、Liteプラン非対応が明記されています。ここがポイントです。プラン名だけ見て「Shopifyを使っているから連携できる」と想定すると、契約後に設定画面でAPI項目が出てこない——という手戻りが起きます。数字で見ると、Lite以外のBasic Shopify以上では公式アプリ経由の連携が可能です(プラン仕様はShopify側の改定があるため、契約時に最新のプラン表を確認してください)。
プラン選定時に確認すべき3項目
Shopifyプランとロジレス連携の確認リスト
- 現在の契約プランがLiteではないこと(Basic以上等)
- Shopify Admin APIが利用可能なプランであること
- ロジレス側の契約プランがShopify連携機能を含むこと(ロジレスの料金を参照)
一方で、すでにLiteを利用中でロジレス連携が必須なら、プランアップグレードが先決です。まとめると、ロジレス shopify 連携の前提は「APIが使えるShopifyプラン」と覚えておけば、選定ミスを防げます。
ロジレス×Shopifyの連携フロー(受注・出荷・在庫)
ロジレスとShopifyの標準フローは、Shopifyで受注確定→ロジレスへ自動取込→倉庫でピッキング・出荷→出荷通知と在庫数をShopifyへ自動返却、の循環です。なぜフロー全体を俯瞰する必要があるのでしょうか。受注取込だけ有効にして出荷通知をオフにした場合、倉庫では発送済みなのにShopify上は未出荷のまま残り、顧客から「まだ届かない」と問い合わせが殺到するからです。理由としては、Fulfillmentステータスと追跡番号はShopify側の顧客体験に直結する情報だからです。具体的には、次のフロー図がロジレス Shopify連携の骨格になります。
公式Shopifyアプリ経由。在庫同期は商品マッピングテーブル設定後に有効化する。
- Shopify
受注確定 - 受注取込
(API) - ロジレス
ピッキング・出荷 - 出荷通知・
在庫同期
各ステップで荷主が確認すべきポイント
- 受注取込後:ロジレスの受注一覧にShopify注文番号が表示されているか
- 出荷確定後:Shopify管理画面でFulfillmentが「発送済み」に変わり、追跡番号が入っているか
- 在庫同期後:対象SKUのShopify在庫数がロジレスの販売可能在庫と一致しているか
では、荷主は何から始めればよいのでしょうか。テスト注文を1件入れ、上記3点を同日中に突合する「連携スモークテスト」を本番稼働前に必ず実施してください。
Shopify受注の取込条件—31日と最長6ヶ月の仕様
ロジレスへのShopify受注自動取込は、原則として注文日から31日以内・Fulfillmentステータスが未出荷(Unfulfilled)・注文ステータスがオープン(open)の注文が対象です。なぜ条件が絞られるのかというと、古い未処理注文やすでに別経路で発送済みの注文を誤取込しないため、およびAPI負荷とデータ整合性を保つためです。LOGILESS公式サポートでは、オプション設定により最大6ヶ月前までの過去受注を取り込むことも可能とされています。ここがポイントです。店舗移行やロジレス導入直後に「過去の未出荷分だけ一括取込したい」場合は、6ヶ月オプションの有無と、取込対象件数を事前に洗い出してください。
取込対象外になりやすい注文パターン
- すでにShopify上で発送済み:Fulfillmentが完了している注文は自動取込の対象外
- キャンセル・クローズ済み:ステータスがopenでない注文
- 31日(または6ヶ月)より前の注文:期間外はデフォルトでは取込まれない
- 手動でロジレスに登録済み:重複防止のため、同一注文の二重取込に注意
導入初日の過去受注取込手順
具体的には、ロジレス組織設定のShopify連携画面で過去受注取込オプション(最大6ヶ月)を有効化し、取込実行後に件数をShopifyの未出荷一覧と突合します。一方で、31日を超える未出荷注文が多い店舗は、取込前にShopify側で古い注文をキャンセルまたは手動発送処理するかどうかを業務ルールとして決めておくと、倉庫の混乱を防げます。まとめると、ロジレス shopify の受注取込は「いつまでの未出荷を倉庫に渡すか」の運用設計が成功の分かれ目です。
出荷通知の自動実行とFulfillmentステータスの連動
ロジレスで出荷確定すると、「出荷通知を自動実行」が有効な場合、Fulfillment情報と配送追跡番号がShopifyへ自動エクスポートされます。理由としては、Shopifyの購入者への発送通知メールや注文詳細画面の追跡リンクは、Fulfillment API経由のデータに依存しているからです。設定では、ロジレス組織設定>店舗>Shopify>APIで「出荷通知を自動実行」をオンにします。受注取込とセットで有効化しないと、倉庫は出荷しているのにEC画面が未発送のまま——という状態が続きます。数字で見ると、追跡番号未連携1件あたりの問い合わせ対応は数十分のオペレーションコストになり、繁忙期にはCS負荷が急増します。
出荷通知が届かないときの確認順序
- ロジレスで出荷確定(検品・伝票発行)が完了しているか
- 「出荷通知を自動実行」トグルがオンか
- Shopifyアプリの認証・権限が有効か(再インストールが必要な場合あり)
- 配送会社の追跡番号がロジレスに正しく登録されているか
では、具体的な次の一手は次のとおりです。本番稼働前にテスト注文で出荷確定し、Shopify管理画面の注文詳細でFulfillmentと追跡URLが反映されるまでを確認してから、受注取込の自動化を本番開放してください。
在庫同期に必須の商品マッピングテーブル
ロジレスとShopifyの在庫同期を動かすには、両システムの商品を対応づける商品マッピングテーブル(商品対応表)の作成が必須です。なぜマッピングなしでは同期できないのかというと、ShopifyのVariant IDとロジレスの商品コード(SKU)が一致しないケースが多く、APIは「どの在庫レコードをどのShopify商品に書き戻すか」をマッピング表で解決するからです。LOGILESS公式ドキュメントでも、在庫同期の前提として商品マッピングの整備が明記されています。ここがポイントです。SKUの命名規則がShopifyとロジレスで異なる(例:親SKU+カラーサイズの連結ルール)と、1件の不一致だけで在庫がゼロ表示のまま販売が止まるリスクがあります。
マッピングテーブル作成の実務手順
- Step 1:Shopifyの商品エクスポート(Variant SKU・Variant ID)を取得
- Step 2:ロジレスの商品マスタ(商品コード・JAN等)をエクスポート
- Step 3:スプレッドシートで1対1対応を作成し、未対応行をゼロにする
- Step 4:ロジレスの商品マッピング画面へ取込、テストSKUで在庫差分を確認
- Step 5:新商品追加時のマッピング更新ルールを社内化(担当・期限を明記)
セット商品・バンドルがある場合の注意
一方で、Shopify側がバンドル販売でロジレス側が単品SKU管理の場合、マッピングは構成SKUへの展開ルールが必要です。具体的には、1つのShopify Variantに対しロジレスでは複数行の引当が発生するパターンを洗い出し、在庫同期は構成部品の最小在庫で制御するか、セット専用SKUをロジレスに作るかを決めてください。まとめると、ロジレス Shopify 在庫同期の成否はマッピング表の精度と更新運用にかかっています。
ロジレス Shopify連携の設定手順7ステップ
ロジレス Shopify連携の公式設定手順は、(1)ロジレス組織設定を開く→(2)店舗→Shopify→API→(3)Shopify App Storeで公式アプリを開く→(4)インストール→(5)認証→(6)「受注取込を自動実行」を有効化→(7)「出荷通知を自動実行」を有効化、です。LOGILESSサポートの手順に沿えば、CSV手動運用からAPI自動化へ切り替えられます。理由としては、公式アプリがOAuth等の認証フローを担い、荷主がAPIキーを自前管理せずに済むためです。在庫同期はマッピング完了後に別途有効化します。では、荷主が当日中に完了すべき最低ラインは、ステップ6と7までです。
設定後のスモークテストチェックリスト
連携設定直後の確認5項目
- テスト注文がロジレス受注一覧に自動表示される
- ロジレス出荷確定後、ShopifyでFulfillmentが更新される
- 追跡番号がShopify注文に自動反映される
- マッピング済みSKUの在庫が双方向または片方向で意図どおり動く
- エラー通知(メール・管理画面)の受信先が担当者に届く
具体的には、本番SKUではなくテスト用の低単価商品で1件注文し、倉庫またはテスト環境で出荷確定まで一気通貫で試します。一方で、複数Shopifyストアを運営している場合は、店舗ごとにロジレスの「店舗」設定を分け、API認証をストア単位で行ってください。料金プランとの兼ね合いはロジレスの料金・プラン比較を参照してください。
受注・在庫の同期間隔は何分か
ロジレス公式サポートでは、Shopify API連携時の受注・出荷実績・在庫数の同期はいずれも約5分に1回が目安です。なぜ間隔の理解が重要なのでしょうか。リアルタイム同期ではない以上、ロジレスで出荷してからShopify在庫が減るまでにラグがあり、その間に新規注文が入ると理論上は過剰販売リスクが残るからです。数字で見ると、5分間隔なら1時間に最大12回の反映機会があり、日数百件規模の店舗では実務上許容されることが多いです。一方で、楽天・Amazonなど他モール連携はチャネルごとに約10〜20分間隔の記載もあり、Shopifyだけが最短5分である点を押さえてください。限定販売や秒殺キャンペーンでは、同期間隔よりも安全在庫・販売上限設定をShopify側に持つ方が効果的です。
同期間隔と過剰販売リスクの関係
| 運用シーン | 推奨の考え方 | 荷主向けベストプラクティス |
|---|---|---|
| 通常D2C(日数十〜数百件) | Shopify APIは約5分間隔(公式) | マッピング精度を優先し、日次で在庫差分レポートを確認する |
| セール・限定商品 | 同期ラグより販売数上限が有効 | Shopifyで在庫上限を絞るか、セール中は手動で販売停止ルールを用意する |
| 多SKU・多倉庫 | 在庫の「正」はロジレス側 | ロジレス実在庫を正とし、Shopifyは同期先と割り切って差異アラートを設定する |
まとめると、ロジレス shopify の同期間隔はSLAではなく目安であり、キャンペーン時は別レイヤーの在庫防御が必要です。
Shopify Partner of the Yearを受賞したロジレスの位置づけ
ロジレスはShopify Partner of the Yearを受賞しており、Shopify公式アプリ(2021年リリース)を通じた連携実績とサポート体制が評価されています。背景には、日本国内のShopifyストア向けに受注・在庫・出荷を一体管理する需要が高まり、公式アプリとしてApp Storeで配信する形が定着したことがあります。LOGILESS公式サイトでもパートナー受賞が案内されています。ここがポイントです。受賞実績は「連携が動く」ことの裏付けにはなりますが、自社のSKU構成・倉庫体制・出荷リードタイムに合うかは別途検証が必要です。理由としては、WMS選定はAPI対応一覧だけでなく、ピッキング精度・返品運用・料金体系まで含めた総合判断だからです。
公式アプリを選ぶメリット
- Shopify App Store経由のインストールで、認証フローが標準化されている
- ShopifyのAPI仕様変更に追随しやすい(ベンダー保守)
- サポート窓口がロジレス側に一本化される
一方で、物流全体を委託する場合は、自社でロジレスを契約するのではなく、ECフルフィルメント先のWMSを活用する選択肢もあります。では、荷主は何から始めればよいのでしょうか。内製倉庫か委託かを先に決め、そのうえでロジレス Shopify連携の要否を判断してください。
ロジレスと物流委託(3PL)を併用する荷主の選択肢
Shopify荷主がロジレスと3PL委託を組み合わせる場合、典型は「ロジレスを自社契約し委託倉庫がロジレス上で作業する」か「委託先のWMSにShopify連携を任せる」の二択です。なぜ二層に分かれるのかというと、ロジレスは荷主契約のSaaS WMSとして使える一方、3PLによっては自社WMSのみでロジレス非対応の倉庫もあるからです。ソネッティーク(栃木県上三川町)のようなECフルフィルメントでは、荷主のShopifyと倉庫WMSの連携設計を出荷品質とセットで提案する構成が一般的です。ロジレス Shopify連携を自社で持つ場合、委託先がロジレス対応倉庫かどうかを契約前に確認してください。
内製倉庫向けと委託向けの判定
| 構成 | 向いている荷主 | ロジレス Shopify連携の役割 |
|---|---|---|
| 自社倉庫+ロジレス契約 | 月500件超・倉庫スタッフがいる成長EC | 荷主がロジレス設定を管理し、Shopifyと直結する |
| 3PL委託(ロジレス対応倉庫) | 固定費を変動費化したいブランド | 荷主ロジレスまたは倉庫提供ロジレスで連携 |
| 3PL委託(別WMS) | 既に委託先が決まっている荷主 | 委託先WMSのShopify API対応を優先し、ロジレスは不要な場合も |
具体的には、委託移行時に「Shopify→ロジレス→倉庫」のデータの正がどこにあるかを契約書の技術別紙に明記します。まとめると、ロジレス shopify 連携は倉庫のあり方とセットで設計するのが2026年の実務です。
ロジレス導入前に確認すべき料金とプラン比較
ロジレスの料金は出荷件数・連携チャネル数・オプションにより変動するため、Shopify連携を含む見積もりを契約前に取得することが必須です。理由としては、WMSコストは月額基本料に加え、出荷件数課金・追加ストア連携料・初期設定費が乗ることがあり、Shopify1ストアだけの小規模店舗と多チャネル店舗ではTCOが大きく異なるからです。詳細な比較表と試算の考え方はロジレスの料金・プラン比較にまとめています。ここがポイントです。Shopify側のプラン料金(Lite不可)とロジレス利用料を合算したうえで、手動出荷の人件費と比較しないと、導入ROIが見えません。
費用対効果を見る3つの指標
- 受注転記工数:手動CSV作業の月あたり時間×人件費
- 過剰販売・誤出荷コスト:キャンセル・再発送・クレーム対応の件数単価
- 出荷リードタイム:注文から発送までの時間短縮が売上に与える影響
一方で、月100件未満でSKUが少ない店舗は、まずShopifyプランと委託可否を検討し、ロジレスは成長段階で導入する判断も合理的です。全体像はロジレス(LOGILESS)とはを参照し、不明点はお問い合わせからご相談ください。
複数Shopify店舗を連携するときの受注コード重複に注意
ロジレスに複数のShopify店舗を登録する場合、Shopifyの注文ID(受注コード)が店舗間で重複すると、ロジレス上で受注が上書き・欠落するリスクがあります。理由としては、ロジレスが受注を一意に識別するキーの一部にShopify注文番号を使う設計であり、別店舗でも同じ番号が発番されることがあるからです。LOGILESS公式サポートでも、複数店舗連携時は受注コードの重複に注意するよう案内されています。ここがポイントです。ブランドを分けて2店舗以上運用する荷主は、連携前に「店舗ごとに受注コードのプレフィックスを付与できるか」「ロジレス側で店舗IDをキーに分離できるか」を確認してください。具体的には、テスト環境で同一注文番号のダミー注文を2店舗から投入し、ロジレス画面で別受注として残るかを検証するのが安全です。
Shopify受注取込の詳細API設定(電話番号・お届け日・タグ)
ロジレスのShopify API連携では、受注取込の詳細設定で電話番号の自動修正、お届け希望日(note_attributes)、注文タグの取込条件などを細かく制御できます。なぜこの設定が実務で重要なのでしょうか。Shopifyの住所・電話フォーマットは国や入力ミスで配送ラベルがエラーになりやすく、ロジレス側で正規化しないと倉庫の送り状発行が止まるからです。LOGILESS公式ヘルプでは、電話番号の自動修正オプションや、配送希望日をカスタム属性からマッピングする手順が説明されています。一方で、取込対象を注文タグで絞る運用(例:「ロジレス連携対象」タグ付きのみ)も可能です。では、荷主が初期設定で押さえるべき項目は、(1)電話番号自動修正のオン/オフ、(2)お届け日のマッピング元フィールド、(3)タグ条件の有無、の3点です。
Shopify POS・複数Locationsとの併用
実店舗とECを併用する場合、Shopify POSや複数Locations(在庫拠点)の在庫がロジレスの販売可能在庫とどう突き合わされるかを事前に整理してください。ロジレスを実在庫の正とするか、Shopify Locationsを正とするかで、マッピングと同期の設計が変わります。多拠点在庫を扱う荷主は、本番連携前にSKU単位で在庫の「正」を社内で決めてから設定画面に入るのがおすすめです。
ロジレス Shopify連携の導入初期に想定すべき学習コスト
ロジレスとShopifyの連携設定自体は公式アプリで半日〜数日で完了できますが、商品マッピング・倉庫オペレーション・受注取込条件の理解にはおおむね1ヶ月程度の運用習熟が必要になるケースが多いです。理由としては、ECカート側の設定とWMS側のマスタ・作業フローが同時に動き始めるため、トラブル時にどちらの画面を見るべきか判断できるまで時間がかかるからです。競合レビューでも「設定は簡単だが、在庫の整合性を取るまでに試行錯誤した」という声が見られます。ライトプランはチャットサポート、スタンダードは電話サポートが利用できるため、初月はスタンダードで開始し、安定後にライトへ移行する選択もあります(詳細はロジレス料金)。まとめると、API連携は「入れたら終わり」ではなく、マッピング運用の内製化が本番投入のボトルネックになりやすい点を見積もりに含めてください。
ロジレス Shopify連携で起きやすいトラブル3つ
ロジレス Shopify連携で頻出するトラブルは、(1)商品マッピング不一致による在庫ずれ、(2)受注取込条件外で注文が届かない、(3)出荷通知は成功したが追跡番号が空、の3つです。この3つが多い理由は、いずれも設定・マスタデータ・倉庫作業のいずれかが未完成のまま自動化をオンにしたときに表面化するからです。数字で見ると、マッピング未整備のまま在庫同期だけ有効にすると、販売可能在庫がゼロ固定になり、数時間で売上機会を失うケースも報告されています。
トラブル1:在庫がShopifyに反映されない
具体的には、Variant IDとロジレス商品コードの対応漏れが原因です。対策は、マッピング表の未対応行をゼロにし、1SKUずつテスト同期します。新商品は公開前にマッピング登録を完了させるルールを置いてください。
トラブル2:受注がロジレスに表示されない
一方で、注文が31日超・発送済み・クローズのいずれかに該当していないか確認します。過去分の一括取込が必要なら6ヶ月オプションを検討し、Shopifyの注文ステータスを一覧で突合してください。
トラブル3:出荷済みなのに顧客に追跡が届かない
ロジレスの伝票番号登録ミス、または「出荷通知を自動実行」オフが典型原因です。対策は、出荷確定後5分以内にShopify注文画面を確認する運用ルールと、配送会社マスタの再連携です。では、荷主は何から始めればよいのでしょうか。トラブル発生時は自動化を一時停止し、マスタ・設定・1件のテスト注文の3点から切り分けてください。
まとめ:ロジレス Shopify連携で荷主がやるべきこと
ロジレスとShopifyを連携するには、Shopify Lite以外のプランで公式アプリをインストールし、受注取込・出荷通知の自動実行を有効化、在庫同期は商品マッピングテーブルを整備してから有効化する——この順序が公式仕様に沿った最短ルートです。受注は注文日から31日以内の未出荷・オープン注文が対象で、必要に応じて最大6ヶ月前までの取込も可能です。Shopify API連携時の同期間隔は受注・出荷・在庫いずれも約5分が目安(公式)であり、キャンペーン時は別途の在庫防御が必要です。複数店舗連携時は受注コード重複にも注意してください。基礎概念はロジレスとは、費用は料金比較、委託との併用はECフルフィルメントをあわせてご確認ください。Shopify×倉庫の体制設計はお問い合わせからも承ります。
Shopify App StoreのLOGILESS公式アプリ(2021年リリース)をインストールし、ロジレス組織設定の店舗>Shopify>APIから認証します。受注取込・出荷通知の自動実行を有効化します。
できません。Shopify LiteプランはAPI連携に対応しておらず、ロジレス公式アプリによる連携は利用できません。Basic以上などAPI対応プランへのアップグレードが必要です。
原則、注文日から31日以内、Fulfillmentが未出荷(Unfulfilled)、注文ステータスがオープン(open)の注文です。オプションで最大6ヶ月前までの過去受注取込も可能です。
ShopifyのVariantとロジレス商品を対応づける商品マッピングテーブル(商品対応表)の作成が必須です。マッピング完了後に在庫同期を有効化してください。
LOGILESS公式では受注同期の目安は約10分です。在庫同期は10〜20分間隔で動作する運用が一般的です。リアルタイムではないため、セール時は販売上限など別対策が有効です。
ロジレス組織設定>店舗>Shopify>APIで「出荷通知を自動実行」をオンにします。ロジレスで出荷確定すると、Fulfillmentと追跡番号がShopifyへ自動エクスポートされます。
可能です。ロジレス対応の委託倉庫を使う構成が典型です。委託先のWMSが別システムの場合は、委託先のShopify連携可否を優先して判断してください。
参考・出典
お問い合わせ先
